介護予防・フレイル予防の取り組み

「フレイル(虚弱)」とは、年をとって、体と心のはたらきや社会的なつながりが弱くなった状態のことです。

高齢者は、新型コロナウィルス感染症により外出の機会が減ることで、フレイルになりやすくなるといわれています。

あたらしい生活様式を守り、
日々のちょっとした心がけをつづけて、
たのしみながら健康づくりに取り組みましょう!

データで見る熱田区の高齢者の特徴

熱田区では、「健康とくらしの調査(JAGES2019)」の結果を分析し、熱田区にお住まいの高齢者の皆様の特徴をまとめました。

フレイル(年をとって、体と心のはたらきや社会的なつながりが弱くなった状態)のほか、社会参加、認知症への理解、口腔ケア(お口の健康)について、他区と比較しながら熱田区の特徴をまとめています。

主な特徴は次のとおりです。

  • 要支援や要介護になるリスクが低く、フレイル(年をとって、体と心のはたらきや社会的なつながりが弱くなった状態)がある人の割合も低い。
  • 多くの人が社会参加に積極的である。一方で、男性や前期高齢者(65歳から74歳までの高齢者)は、仕事以外の社会参加に積極的ではない傾向にあると考えられる。
  • 認知症に対する理解が進んでいないと考えられる。年代別では、前期高齢者において特に理解が進んでいない。
  • 残歯数が少ない。

健康とくらしの調査(JAGES2019)の概要

  • 調査対象者:市内在住の要介護(要支援)認定を受けていない高齢者(令和元年10 月26 日時点で65 歳以上の人)
  • 対象者数:25,000人(うち熱田区747人)
  • 回収:18,578票 74.3%(うち熱田区551票 73.8%)
  • 調査方法:郵送による
  • 調査期間:令和元年11 月25 日から令和元年12 月16 日
リーフレット(データで見る熱田区の高齢者の特徴)

楽しみながらオーラルフレイル予防!「あつたお口の体操」

熱田区では、楽しく簡単にお口の力を鍛え、オーラルフレイルを予防できる「あつたお口の体操」を考案し、リーフレットを作成しました。毎日、楽しみながら取り組んで、お口と心身の健康を保ちましょう。

詳しくは、「あつたお口の体操」のページをご覧ください。

なお、動画公開中です!
https://www.youtube.com/watch?v=RTYRO6K3arY

なごや健康体操 熱田区オリジナルバージョン

熱田保健センターでは、名古屋市作成の「なごや健康体操/ひとりで体操」をもとに、「熱田区オリジナルバージョン」を作成しました。短い時間で効果的な体操となっています。ぜひご覧ください。

なごや健康体操 熱田区オリジナルバージョン

いきいき教室(熱田保健センター)

熱田区にお住まいの高齢者の方を対象として実施する介護予防の教室です。

いつまでも健康でいきいきと暮らしていくため、教室に参加して介護予防について学んだり、仲間づくりにチャレンジしてみませんか。

詳しくは、いきいき教室のご案内のページをご覧ください。

名古屋市フレイル予防ポイント&見守りアプリ

令和5年2月1日に、名古屋市フレイル予防ポイント&見守りアプリ「フレポ&見守り」が公開されました。

お持ちのスマートフォンでフレイル予防や高齢者の見守りに取り組んでいただけます。

利用条件

40歳以上の名古屋市民であること

利用料は無料(ただし、ダウンロードやご利用時にかかる通信料等は利用者のご負担となります)。

フレポ&見守りアプリでできること

アプリでフレイル予防!
  • 体操動画、健康コラム、集いの場などフレイル予防に役立つ情報を掲載しています。
  • フレイル予防の活動に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントはdポイント((株)NTTドコモの運営するポイントサービス)に交換して、1ポイント=1円で買い物等にご利用できます。
  • 交換可能なポイントは一年度あたり3,000ポイントです(一部ポイントはこの上限とは別で付与されます)。
  • スマホから得られる日々の健康情報をもとに、あなたの健康度合いを判定し、その状態に応じたアドバイスが表示されます。
アプリで見守り!
  • 65歳以上のアプリ利用者は、歩数が24時間以上0歩の場合などに、あらかじめ登録した家族等の見守る人に通知やメールでお知らせが届く機能を利用できます。
  • 位置情報を活用してお互いの所在地をマップ上に表示する機能もあります(お互いが40歳以上でアプリを利用している場合に限ります)。
    詳しくは、名古屋市ホームページ「名古屋市フレイル予防ポイント&見守りアプリ」をご覧ください。

認知症予防(福祉会館)

熱田福祉会館では、高齢者のための認知症予防事業をおこなっています。

申込等が必要なものもありますので、詳しくは熱田福祉会館にお問い合わせください。

詳しくは、熱田福祉会館 認知症予防のページをご覧ください。(外部リンク)

熱田福祉会館

所在地 熱田区四番二丁目10-10
電話番号 052-659-6306
ファックス番号 052-651-7251
指定管理者 社会福祉法人名古屋市熱田区社会福祉協議会

高齢者はつらつ長寿推進事業

コミュニティセンターなどの身近な場所において、レクリエーションなどを通し、自主的なグループ活動につながるよう仲間づくりの支援を行います。

〈問合せ〉
熱田区社会福祉協議会までご連絡ください。
所在地 郵便番号 456-0031 名古屋市熱田区神宮三丁目1番15号 熱田区役所等複合施設6階
電話番号 052-671-2875
ファックス番号 052-671-4019

詳しくは、熱田区社会福祉協議会 おひさまクラブのページをご覧ください。(外部リンク)

高齢者サロン推進事業

各区の社会福祉協議会を通じて、高齢者の集いの場である高齢者サロンの開設や運営の助成を行い、高齢者サロンに関する相談に対応するほか、キーパーソンの育成やネットワークづくりを推進します。

〈問合せ〉
熱田区社会福祉協議会までご連絡ください。

「フレイル予防」のすすめ

フレイル予防のすすめ
なごや八〇フレイルテスト

自立支援型個別地域ケア会議

令和5年7月27日に熱田保健センターリハビリ室にて開催しました。

高齢者の自立支援とQOL(生活の質)の向上に向けた介護予防の取り組みの充実を目的として、多職種協働によるケース検討会議(自立支援型個別地域ケア会議)を開催しています。

ケアマネジャーをはじめ、リハビリテーション職など、多職種の専門職の皆様にご協力いただき、ケース検討を通じて、知識と技能の向上やネットワークの構築を進めています。

介護予防連携会議

令和5年度第1回介護予防連携会議を6月27日(火曜日)に開催いたしました。介護予防に関係する機関が集まり、高齢者の自立支援やQOL向上のためのケアマネジメントの充実について、意見交換と情報共有を行いました。


健康づくり・介護予防の取り組み(保健センター)

令和5年7月26日(水)「シニアのための健康づくり応援講演会」を開催しました。
あつたロコモ予防大使と共に体操し、講師の講話を聞いて、健康づくりや介護予防について学びました。保健センター、社会福祉協議会等のブースを回り、身近なお出かけ先を見つけたり、健康についての相談等をされる方もありました。