介護予防・フレイル予防の取り組み

「フレイル(虚弱)」とは、年をとって、体と心のはたらきや社会的なつながりが弱くなった状態のことです。

フレイル予防のために、「社会参加して人とつながりをもつこと」、「適度な運動」、「栄養バランスのとれた食生活」、「お口の健康づくり」に取り組むことが大切です。

楽しみながらオーラルフレイル予防!「あつたお口の体操」

熱田区では、楽しく簡単にお口の力を鍛え、オーラルフレイルを予防できる「あつたお口の体操」を考案し、リーフレットを作成しました。毎日、楽しみながら取り組んで、お口と心身の健康を保ちましょう。

詳しくは、「あつたお口の体操」のページをご覧ください。

なお、動画公開中です!
https://www.youtube.com/watch?v=RTYRO6K3arY

なごや健康体操 熱田区オリジナルバージョン

熱田保健センターでは、名古屋市作成の「なごや健康体操/ひとりで体操」をもとに、「熱田区オリジナルバージョン」を作成しました。短い時間で効果的な体操となっています。ぜひご覧ください。

なごや健康体操 熱田区オリジナルバージョン

いきいき教室(熱田保健センター)

熱田区にお住まいの高齢者の方を対象として実施する介護予防の教室です。

いつまでも健康でいきいきと暮らしていくため、教室に参加して介護予防について学んだり、仲間づくりにチャレンジしてみませんか。

詳しくは、いきいき教室のご案内のページをご覧ください。

名古屋市フレイル予防ポイント&見守りアプリ

令和5年2月1日に、名古屋市フレイル予防ポイント&見守りアプリ「フレポ&見守り」が公開されました。

お持ちのスマートフォンでフレイル予防や高齢者の見守りに取り組んでいただけます。

利用条件

40歳以上の名古屋市民であること

利用料は無料(ただし、ダウンロードやご利用時にかかる通信料等は利用者のご負担となります)。

フレポ&見守りアプリでできること

アプリでフレイル予防!
  • 体操動画、健康コラム、集いの場などフレイル予防に役立つ情報を掲載しています。
  • フレイル予防の活動に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントはdポイント((株)NTTドコモの運営するポイントサービス)に交換して、1ポイント=1円で買い物等にご利用できます。
  • 交換可能なポイントは一年度あたり3,000ポイントです(一部ポイントはこの上限とは別で付与されます)。
  • スマホから得られる日々の健康情報をもとに、あなたの健康度合いを判定し、その状態に応じたアドバイスが表示されます。
アプリで見守り!
  • 65歳以上のアプリ利用者は、歩数が24時間以上0歩の場合などに、あらかじめ登録した家族等の見守る人に通知やメールでお知らせが届く機能を利用できます。
  • 位置情報を活用してお互いの所在地をマップ上に表示する機能もあります(お互いが40歳以上でアプリを利用している場合に限ります)。
    詳しくは、名古屋市ホームページ「名古屋市フレイル予防ポイント&見守りアプリ」をご覧ください。

認知症予防(福祉会館)

熱田福祉会館では、高齢者のための認知症予防事業をおこなっています。

申込等が必要なものもありますので、詳しくは熱田福祉会館にお問い合わせください。

詳しくは、熱田福祉会館 認知症予防のページをご覧ください。(外部リンク)

熱田福祉会館

所在地 熱田区四番二丁目10-10
電話番号 052-659-6306
ファックス番号 052-651-7251
指定管理者 社会福祉法人名古屋市熱田区社会福祉協議会

高齢者はつらつ長寿推進事業

コミュニティセンターなどの身近な場所において、レクリエーションなどを通し、自主的なグループ活動につながるよう仲間づくりの支援を行います。

〈問合せ〉
熱田区社会福祉協議会までご連絡ください。
所在地 郵便番号 456-0031 名古屋市熱田区神宮三丁目1番15号 熱田区役所等複合施設6階
電話番号 052-671-2875
ファックス番号 052-671-4019

詳しくは、熱田区社会福祉協議会 おひさまクラブのページをご覧ください。(外部リンク)

高齢者サロン推進事業

各区の社会福祉協議会を通じて、高齢者の集いの場である高齢者サロンの開設や運営の助成を行い、高齢者サロンに関する相談に対応するほか、キーパーソンの育成やネットワークづくりを推進します。

〈問合せ〉
熱田区社会福祉協議会までご連絡ください。

「フレイル予防」のすすめ

フレイル予防のすすめ
なごや八〇フレイルテスト

自立支援型個別地域ケア会議

令和5年7月27日に熱田保健センターリハビリ室にて開催しました。

高齢者の自立支援とQOL(生活の質)の向上に向けた介護予防の取り組みの充実を目的として、多職種協働によるケース検討会議(自立支援型個別地域ケア会議)を開催しています。

令和6年度は、令和6年7月18日(木)と令和7年1月23日(木)に開催いたしました。
熱田区内のケアマネジャーやリハビリテーション職、薬剤師など多職種の専門職の皆様にご協力いただき、ケース検討を通じて、自立支援や介護予防ケアマネジメントの知識技術の向上や、ネットワークの構築を進めています。

介護予防連携会議

高齢者の介護予防に携わる関係機関が集まって、情報共有や意見交換を行うことで、より効果的な介護予防の普及啓発を進めるために「熱田区介護予防連携会議」を開催しています。
令和6年度は、令和6年6月14日(金)と令和7年1月28日(火)に開催いたしました。
会議では、各機関の介護予防に関する取り組みの情報共有や、課題への対応策、令和7年度の取り組み案について話し合いを行いました。

健康づくり・介護予防の取り組み(保健センター)

令和6年8月26日(月曜日)熱田区役所講堂において、高齢者の尿に係るトラブルの予防や改善、対策をテーマにした「シニアのためのお出かけ応援特別講座」を開催し、区在住の60歳以上の方72名にご参加いただきました。

この講座は、第一部を専門家による講演会、第二部をお出かけのための展示体験という二部構成で開催いたしました。

第一部の講演会では泌尿器科学がご専門で、名古屋大学名誉教授であるJCHO中京病院院長の後藤百万先生をお招きし、「フレイル予防~安心して出かけるための排泄ケア」をテーマにご講演いただきました。

我が国の60歳以上の方のうち80%近くの方が何らかの排尿障害をお持ちです。
排尿障害があると転倒しやすくなり、尿失禁があると家族の介護負担度が高くなるといったリスクがあります。

尿失禁は、直接生命に関わる病気ではありませんが、人間の尊厳や生活の質を障害する病気であることから、様々な治療法があり、治る病気だと泌尿器科医の間では認識されています。ただ、医療機関を受診される方は少ないそうです。

排尿障害における日常生活の注意点として、例えば過剰な水分摂取を避ける、適度な運動の実践、外出時のトイレの場所の確認などが紹介されました。

第二部ではお出かけの応援のための展示や体験、具体的には、なごや福祉用具プラザによるお出かけ用下着や福祉用具のご紹介、熱田保健センターによる「災害時の備えについて」「ロコモ予防大使活動紹介」の掲示や、足圧版の計測などを行いました。

なごや福祉用具プラザ
災害時の備えについて(保健師・歯科衛生士・管理栄養士)
ロコモ予防大使活動紹介
足圧版の計測
足圧版の計測

講演会や教室等のご案内は『広報なごや』等で行います。ぜひご参加ください。